イズミ・イノベーションは、日本側の専門家チームと共に、ベトナム・ニンチュアン省においてグリーンイノベーションとJCM（Joint Crediting Mechanism）の推進に貢献しました。

2024年11月11日～12日、イズミ・イノベーションは、日本のパートナー企業である株式会社ステラと共に、ベトナムニンチュアン省で開催された重要なイベント「持続可能な工業団地開発のためのグリーンテクノロジーとファイナンスソリューション」に参画いたしました。日本とベトナムの持続可能な発展に向けた技術橋渡し役として、特にJCM（Joint Crediting Mechanism）の導入促進に積極的に貢献しました。

11月11日、イズミ・イノベーションは、日本側の専門家チームと日越スタートアップ協会（E-Future）と共に、ドゥーロン工業団地において現地調査を実施しました。そこで、エネルギー効率化、カーボン排出削減、そして持続可能な開発モデル構築に向けたソリューションについて、関係者と協議を行いました。イズミ・イノベーションの積極的な関与は、高度な技術的知見を提供し、ベトナム企業の持続可能な発展戦略策定に貢献しました。

11月12日、専門家会議において、イズミ・イノベーション代表取締役社長のレ・ロング氏（E-Future副会長）とE-Future会長のカン・タン・ヒエン氏が、グリーンテクノロジーとJCM（Joint Crediting Mechanism）に関する国際的な知見を共有しました。さらに、チュ・ドゥック・ホアン博士（NATIF）、石崎治久氏（JCM事業代表）、松本正芳氏（JNK社長）といった第一線の専門家も参加し、活発かつ実りのある意見交換の場となりました。

本セミナーは、ベトナム企業と日本の技術・資金力との連携を促進する絶好の機会となりました。特にJCM（Joint Crediting Mechanism）へのアクセスにおいては、大きな効果を発揮しました。イズミ・イノベーションは、豊富な技術移転経験と高い信頼性を活かし、ベトナム企業がJCM制度を深く理解し、国際基準を満たす効果的な排出削減プロジェクトの構築・実施を促進する支援を行いました。

覚書締結による戦略的パートナーシップ:

本イベントにおいて、イズミ・イノベーションは戦略的な覚書（MOU）を締結しました。

イズミ・イノベーション、VIGIC、ドゥーロン工業団地は、工業団地のグリーン化、CO2削減、デジタル化に向けたMOUを締結しました。具体的な取り組みとしては、省エネルギー、再生可能エネルギー活用、水管理、排水処理、廃棄物削減、大気質改善、グリーン交通、CO2排出量削減のための測定・管理、排出権取引への参加に向けたシステム構築、企業の意識改革などが挙げられます。イズミ・イノベーションは、技術移転や関係機関との連携を通して、プロジェクトの成功を支援していきます。

持続可能な未来へのコミットメント：今回のニンチュアン省での活動は、イズミ・イノベーションが日越間の持続可能な協力、特にJCM制度の活用とグリーンインダストリーの発展に尽力していることを明確に示しました。再生可能エネルギー（太陽光、風力）の利点を活かし、持続可能な工業・農業発展の潜在力を持つニンチュアン省は、グリーンプロジェクト展開の理想的な立地です。本イベントは、同省が先進技術と投資を誘致し、環境に配慮した持続可能な経済社会発展を目指す上で重要な転換点となりました。イズミ・イノベーション、VIGIC、ドゥーロン工業団地による協力は、地域におけるグリーン化推進に大きく貢献し、地域社会に具体的な利益をもたらします。Shindai Crystalなどの先端技術は、水処理における課題解決に貢献し、ニンチュアン省の持続可能な経済発展を後押しします。イズミ・イノベーションは、ニンチュアン省の持続可能な発展に貢献できることを誇りに思い、今後もベトナム企業を支援し、先端技術、資金、専門知識へのアクセスを促進することで、持続可能な発展目標の達成に尽力してまいります。

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